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木材をまっすぐ切る方法!のこぎりの使い方も合わせて解説!

DIYおすすめ工具と使い方
木材をまっすぐ切る方法!のこぎりの使い方も合わせて解説

 

休日の日曜大工や工作で無くてはならない必需品といえば『のこぎり』ですよね。

一家に一つは必ずあるのではないでしょうか。

日頃DIYをしていると使う機会も多い『のこぎり』ですが、実際に使ってみると想像以上にまっすぐに切るのが難しくて困った経験はありませんか?

きちんとまっすぐに切っているつもりでも切り終わって確認すると歪んでたり、縦や横の角度も90度じゃなかったり、何でこうなるの!

 

DIYをしているとよくありますよね。

 

そこでこちらの記事では、そんなお悩みを少しでも解決できるように、木材をまっすぐに切るための『のこぎりの使い方と方法』について解説しています。

 「のこぎりでまっすぐ切りたいけど切り方が分からない」という方はぜひ参考にしてくださいね。

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のこぎりだけでまっすぐ切る方法

使う道具はのこぎりだけ。

自分の腕を信じて木材を切っていく方法ですが、まっすぐ切るにはコツがあるので確認していきましょう。

 

木材の4面にぐるっと墨付け

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まず木材に墨線を引きます。

木材に墨線を引く時(線を引く時)は、「さしがね」というL字型の定規を使います。

これを木材に沿わせて直角の線を引いていきます。

墨線を引く時は、「①表面→②表面に対して両側面→③裏面」の順番です。「①表面→②側面→③裏面→④側面」ではないので間違えないようにしてくださいね!

それと、さしがねに似た物にスコヤという工具がありガイド付きの物もあるのでよければ参考にしてください。

 

えっ!「さしがね」が無いとできないの?

いいえ、大丈夫ですよ。

普通の定規でもいいので、とにかく木材の4面にしっかり90度の線を引くのがポイントです。

 

木材をクランプで固定する

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木材を切る時は、部材が不安定だと切りにくいので「クランプ」という道具を使います。

適当に切りたい時は手で押さえながら切っても構いませんが、精度を追求してまっすぐ90度に切りたい時はしっかり固定して環境を整えてから切り始める事が大切です。

 

切りはじめが肝心

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のこぎりで木を切る時、切り始めに刃が横へ動いてしまい墨線とは違う所を切ってしまう事がないようにしたいですね。

これを防ぐ方法は簡単です。

空いている側の手の親指の爪辺りを刃に当てながら切り始めるだけ。

これで横への動きを抑制できるので、変なところを傷つける事もなく狙ったところを切る事ができますよ。

 

木材を回しながら少しずつ切る

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のこぎりで木材を切る時に一気に切るのはNGです。

4つの面に引いた線に沿って少しずつ切るのがポイントです。

まず最初にのこぎりを斜め下方向に引きながら切り込みを入れ、ある程度切れたら少しずつ刃を起こしていきます。

 

それが出来たら角材を外側へ回して次の面も先程と同じように切り込みを入れていきます。

 

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すると、1回目に入れた切り込みが「ガイドの役目」をしてくれてまっすぐ切る事ができます。

 

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これを4面とも行えば、まっすぐ90度に切断する事ができます。

 

力いっぱい切らないのがコツ

力一杯きると刃がブレたり変な力が掛かってしまい、せっかく引いた墨線からそれて真っ直ぐ切れません。

のこぎりでまっすぐ切る時は、力一杯切らずに軽い力でゆっくりと切るのが上手に切るコツです。

 

手作り治具(ガイド)を使ってまっすぐ切る方法

こちらの治具は木材にマグネットシートが貼ってあり、磁石にのこぎりの刃をくっ付けてまっすぐ切る方法です。

治具の作り方は「木材を直角に切断できる治具(じぐ)の作り方」をどうぞ。

 

墨線に沿わせて治具(じぐ)を固定する

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墨線に沿わせて治具をクランプで固定します。

のこぎりを磁石にくっ付けたまま切るので、治具にかかる負荷が大きくなります。

切っている途中で治具が動いてしまわないように、木材を固定する時は必ずクランプを2本使ってしっかりと固定するようにしましょう。

 

のこぎりを磁石にくっ付けて切る

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のこぎりの刃が磁石から離れないようにゆっくり切ります。

少し厚みのある木の場合は、のこぎりの角度を変えながら磁石から離れないように切っていくのがコツです。

刃にかかる負荷が大きいと、ついつい力一杯のこぎりを握ってギコギコ切ってしまいがちですが要注意!

ふと切り口を見ると刃の向きが変わって「斜めってる〜」て事がないようにしたいですね。

多少の負荷はかかっても、ゆっくりと切るのがポイントです。

 

(補足①)

のこぎりには木を切りやすいように「あさり」という物が付いていて、刃が左右に開いているのですが、あさりのおかげでマグネットシートに傷が付いてしまいました。

のこぎりには「あさり無し」の物があるので、そちらを使うと傷は付きにくそうですね。

(補足②)

木材の切り終わりで木が割れてしまう事はありませんか?

 

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切りたい木の下に「捨て木」を重ねて切ると木割れを防ぐことができますよ。

  

木に幅がある時の切り方

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ベニヤ板や合板など幅がある木をまっすぐに切る時は、ガイドを固定し、ガイドに沿って治具を滑らせるように切っていくとまっすぐに切る事ができます。

こんな物も作れちゃいますよ!

 

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治具の上に持ち手を付ければ、更に使い勝手は抜群です。

 

\\合わせて読みたい//

www.hiro-secondwork.com

 

マイターボックスを使ってまっすぐ切る方法

こちらのマイターボックスにはガイドが付いてあり、のこぎりをガイドに合わせてまっすぐ切る方法です。

ガイドに墨線を合わせて木材を固定する

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マイターボックスに木材をセットする時は、墨線をガイドに合わせて固定します。

頑張って手で押さえてもガタガタ動いてしまい切りにくいのでクランプを使いましょう。

クランプで固定する時は、テーブルごとマイターボックスと木材を一緒に固定してくださいね。

作業テーブルの作り方は「2×材(ツーバイ材)で作る機能性抜群の木工作業台」をどうぞ。

 

ガイドに合わせて切る

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切る時はのこぎりをガイドに合わせて切るだけです。

ガイドに合わせるといっても隙間ができてしまうので、ガイドの中央ではなく端に合わせて切るのがまっすぐに切るコツです。

 

ここで難点は、素材がプラスチックということ。

のこぎりでプラスチックを削ってしまうので、何度か使うとそのうち精度が落ちるかもしれませんね。

 

(補足)

墨線をガイドに合わせる時は、さしがねをガイドに差し込むとカットする位置が分かりやすいですよ。

 

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ソーガイドを使ってまっすぐ切る方法

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DIY初心者に大人気の嬉しいアイテム『ソーガイド』。

ソーガイドがあるからDIYでいろんな物が作れたという方は多いはず。

こちらはソーガイドを使って木をまっすぐに切る方法です。

 

位置決めストッパーとダミープレートで切る場所を確認

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木材に墨線を引いたら位置決めストッパーを木材に沿わせ、ガイドプレートの隙間にダミープレートを差し込んで墨線に合わせます。

切る場所が決まったら、ソーガイドをクランプでしっかり固定すると切断しやすいですよ。

 

ガイドにのこぎりを差し込む

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切り方は簡単です。

ガイドプレートにのこぎりを差し込んで切るだけです。

木に厚みがある時は、ガイドプレートからのこぎりが外れないようにのこぎりに角度をつけて切るのがポイントです。

 

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幅の広い板でも切れる

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位置決めストッパーを外して付属品の並行スライダーに付け替えることで、幅の広い板でもまっすぐに切断することができます。

 

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切断の仕方は簡単で、まっすぐの木を定規代わりに固定してスライドさせながら切るだけです。

 

木材をのこぎりでまっすぐ切る方法【まとめ】

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簡単なようで難しい『のこぎりでまっすぐ切る方法』をのこぎりの使い方も合わせて解説してきましたが如何でしたか?

DIYでよく使うのこぎりだからこそ、使い方やまっすぐに切る方法は知っておいて損はないと思います。

正確にカットできるようになれば、作品作りの幅が広がって今まで以上にDIYが楽しくなること間違いなしです。

 

最後に、ガイドや治具はあくまで補助する道具に過ぎません。

依存し過ぎると斜めになってしまう事があるので気をつけてくださいね。

 

〈おすすめ記事〉電動工具でサクッとまっすぐ切りたい方はコチラ

www.hiro-secondwork.com