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【スライド丸ノコ】滑りが劇的に改善!スライドの動きが悪いと感じたら要チェック!

スライド丸ノコの滑りDIYおすすめ工具と使い方
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最近、スライド丸ノコの動きが悪いんですよね。

スライドが途中で止まってスムーズに動かないんですが、どうすればスムーズに動くように出来るのかな?

スライド丸ノコを使っていると、こんなハプニングに遭遇する時がありますよね。

  • スライドが重たくて滑らかに動かない
  • 途中で引っ掛かって止まってしまう

先日、我が家のスライド丸ノコ(マキタのM224)も同じような現象が起こってしまいました。

どうしよう、、、まだ買って数年しか使ってないのに・・・

とにかく眺めてたって直らないので、本体から上段スライドを取り外してみました。

一時はどうなる事かと思いましたが、ツイ友さん達のアドバイスもあって滑りは劇的に改善しました!

今はストレスなく木材のカットもサクサク行えています。

そこでこちらの記事では、改善前と改善後の動画を交えてスライド不良を自分でも直せる方法を解説しているので、最近スライドが重たくて困っているという方は参考にしてみてください。

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スライド丸ノコの動きが悪い状態【修理前】

それでは、まずスライド不良のこちらの動画をご覧ください。

ご覧いただくと『スライドが途中で止まってしまい、力を加えることで動く』のが分かります。

何かが引っ掛かっているようですね。

動かそうとすると引っ掛かりが取れて、急に動くので非常に危ない状態です。

これでは肝心のスライド機能も使えません。

無理やり木材をカットしてみましたが、負荷が掛かりすぎてきれいな切断面どころかキックバックを起こす危険な状態。

チェック

『キックバック』っていうのは、工具で木材などをカットしている時に何らかの衝撃が刃に加わり、その反動で丸ノコがこちらに飛んでくる現象のことです。

スライド丸ノコが滑らかにスライドしない原因

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ところで、スライド丸ノコの滑りが悪くなる原因って何だったの?

結論から言うと、原因は「スライド軸のベアリング環境」にあったんです。

つまり、こういう事です。

木材をカットした時の木屑がシャフトからベアリング内に入り込み、その木屑がベアリングのボールの転がりを妨害してスムーズにスライドしなくなっていたという訳です。

スライドの動きが悪い時は、一度スライド軸から上段のシャフトを外してベアリングをチェックしてみてくださいね。

それでは実際に、本体から上段シャフトを取り外してスライド不良を改善した流れをご覧ください。

スライド丸ノコの動きを改善する方法

ここからは、実際にスライドの滑りを改善していった工程をまとめています。

エアー工具があればもっと完璧に仕上がったと思いますが、無くても見違えるほど良くなったので参考にしてくださいね。

スライド軸から上段シャフトを取り外す

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本体からシャフトを取り外すのは意外と簡単でした。

取りあえずシャフト先端に付いてある2本の六角穴付きボルトを六角レンチで外し、作業の邪魔になる電源コードも外しておきました。

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この金具はシャフトにガッチリはまっていて、ボルトを外したくらいではすんなり取れてくれません。

そこで、金槌を使って内側から軽く叩いてやると少しずつ外れていきます。

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シャフトから金具を外してみたら結構木屑が付いていたので、ペーパーできれいに拭き取り!

木屑が付いたままシャフトを抜くと、スライド軸のベアリングに木屑が入り込んでしまうので、注意した方が良さそうです。

上段のシャフトは矢印の方向に引っ張ると簡単に抜ますよ。

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そしてこちらの丸いリング(スライド軸固定金具?)も外して拭いておきます。

このリングは、スライド軸固定用ネジを緩めると外せますよ。

ポイント!

シャフトを抜く前に、必ずペーパーできれいに拭き取る!

ベアリングの木屑を取り除く 

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シャフトを外したら、スライド軸の中のベアリングをチェック!

すると写真のように木屑がべっとりこびり付いていました。

木屑がめっちゃ付いてる!

スライドの滑りが悪くなるのも無理はありません。

見える範囲の木屑は、簡単に綿棒で取れますが、ベアリングのボールに入り込んだ木屑は厄介です。

エアーで吹き飛ばすという手もありますが、そのような工具を持っていない僕にとってはどうすることも出来ません。

取りあえず、見える範囲の木屑だけを取り除いておきました。

シリコンスプレーをベアリングとシャフトに吹き付ける

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滑りを良くする万能スプレーといえば、こちらのシリコンスプレー

今回はホームセンターで200円くらいで買ったこちらのシリコンスプレーを使います。

思ったよりも安いんですね!

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ひとまずこちらをベアリングに吹き付けていきます。

スプレーノズルの先でボールを転がしながらシューーッと!

シャフトの方にもシューーッと!

これでどれだけ滑りが改善したのか、宜しければ改善後の動画もご覧ください。

スライド丸ノコの滑りが劇的に改善【修理後】

改善後の動作はこちら↓

無事に改善!改善前の動きと比べて、劇的に良くなった!

引っかかりが全くありません。

エアー工具は使っていませんが、見える範囲の木屑を取り除いてシリコンスプレーを吹き付けるだけでも効果は期待できそうです。

スライドが重たくて困っている方は試してみてください。

スライド丸ノコの動きが悪いと感じたら要チェック【まとめ】

こちらの記事では、スライド丸ノコの滑りが悪い時に改善する方法をご紹介してきました。

特殊なエアー工具を使わなくてもある程度の木屑を取り、シリコンスプレーを吹きかけるだけで劇的に改善。

とはいえ、ベアリングのボールに付着する木屑が蓄積されるとこうはいかないと思いますので、その時はエアー工具が物を言うときかもしれませんね。

とにかくスライドの動きが悪くて困っている方は試してみてください。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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