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【木製フォークの作り方】初心者向けに4ステップでご紹介!

カトラリー作り

木のフォーク作りは難しいのかな?買うのもいいけど一度は自分で作ってみたいんだよね。

木製のフォークと言えば無印良品ニトリなどでも購入できるので、そもそも自分で作るメリットってあるの?

と思うかもしれませんが、DIYしているとふと無性に作ってみたくなる事があるんですよね。

それが今回の木製フォークという訳です!

手持ちの工具だけでもキレイな曲線美を出して「角材からフォークに仕立てる」ことができましたので、その模様をご紹介していきます。

買うのもいいけど、一度は自分で作ってみたいという方は参考にして頂ければ嬉しいです。

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【木のフォーク作り】製作に必要な材料と道具

まず最初に今回のフォーク作りで使用した材料と道具をご紹介しておきます。

材料

□オリーブの角材 □えごま油

道具

□ノコギリ □木工ペッパー

□ドリルビット □卓上ボール盤(電動ドライバー)

□丸ノミ □ノコヤスリ □木工用ヤスリ(丸・半丸)

□紙ヤスリ(240番・320番・1000番)

□クランプ □ポンチ 

□カーボン紙(チャコペーパーで代用)

□コピー用紙 □鉛筆 □物差し

全部書き出すと細々したものまで必要になりますね。

お家にあるもので代用できそうな物は使ってみてくださいね!

 

【木のフォーク作り】まず図面を制作!

 

それでは早速、フォーク作りと行きたいところですが、最初に図面だけ書いておきましょう!

図面は「上から見た時」「横から見た時」の2種類。

フォークの形を決める大切な工程なので、できるだけ丁寧に書いてくださいね。

フォークの絵、書けたかな?

書けたら早速作っていきましょう!

 

木製フォークの製作手順【作り方】

木のフォーク作りの手順をこうです。

  1. フォークの絵を角材に転写する
  2. 角材から上から見たフォークの形に切り出す
  3. 角材から横から見たフォークの形に切り出す
  4. ヤスリや丸ノミを使って形を整える
  5. 紙やすりでツルツルに仕上げる
  6. オイルを塗って完成!

こんな流れになります。

 

ステップ1:フォークの形に切り出す(上面)

フォークの絵を角材に転写する

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角材にフォークの絵を転写する時は「カーボン紙」を使うのがおすすめ。

カーボン紙がなければ、チャコペーパーでも代用できますよ。

転写するときは鉛筆の芯が折れない程度にしっかりなぞってくださいね。

チャコペーパーを使う場合は、上の画像のように線が薄くなってしまうので、線の上からもう一度鉛筆で濃くなぞった方が良さそうです。

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これで木材加工の下準備は完了です!

 

角材からフォークの型を切り出す

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角材からノコギリを使ってフォークの型を切り出す時に、切り過ぎてしまわないように予めこちらの2カ所に穴を開けておきました。

穴を開けるときは垂直に!

ドリルが斜めにならないように慎重に行ってください。

 

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穴を開けたら線の外側2㎜〜3㎜程度のところをノコギリでカットしていきます。

特に綺麗にカットする必要はないので、とにかく線の内側をカットしないようにだけ気をつけて切りましょう!

後からきれいに磨くので気にしない!

 

ヤスリで線ギリギリまでキレイに削る

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大雑把で良いのでフォークの形に切り出せたら、続いてノコヤスリで削っていきます。

この時は、だいたい線の外側0.5㎜くらいの所まで削っておけばOKです。

 

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柄の先のアール部分を削る時は、木工用ヤスリの丸型を!

柄の部分を削る時はノコヤスリを使うと便利です。

とにかく削り過ぎないように、よく見て削るようにしましょう。

 

これで第一段階の加工は終了です。

続いてフォーク側面の加工です。

 

ステップ2:フォークの形に切り出す(側面)

フォークの絵を角材に転写して型取りする

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先ほど同様、材の側面にも図面を転写しておきます。

側面の不要な部分の切り落としには『木工ペッカー』というノコギリを使ってみました。

 

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木工ペッカーは曲線状にカットする時に便利な道具なので、こういう時に大助かりです。

 

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フォークの爪の部分も同様にカットしていきます。

薄くカットし過ぎて折れたら元も子もないので、少し厚みを持たせてスライスしておけばOKです!

 

フォークの爪から柄まで全体を薄く仕上げる

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ここから実際にフォークの厚みを調整していきます。

フォークの先を削る時に使った道具は、こちらの「丸ノミ」です。

 

節に対して横から(直角に)削っていくイメージです。

そして柄の加工には、こちらの『ノコヤスリ』と『木工ヤスリ(半丸)』を使いました。

 

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線の内側を削ってしまわないように少しずつ削っていくと、こんな感じに薄く仕上げる事が出来ますよ!

 

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ステップ3:フォークの先を加工

ここでもう一度、フォークの先だけ転写してから爪部分を加工しています。

  

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爪を加工する時は、先に爪の根元に直径2㎜くらいのドリルで穴を開けておいた方がノコギリで切り落としやすいですよ。

ここでも線の外側を意識して切るようにしてくださいね。

 

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【ポイント】

カットした時にバリが出ないように『あさり無しノコギリ』でカット!

仕上がりに影響するので、よかったらチェックしてみてください。

 

ステップ4:フォーク全体を紙やすりできれいに磨く!

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ここまで出来たら残りは「ヤスリがけ」「コーティング」です!

あと少しで完成だから頑張って!

ヤスリがけには以下の番手の紙やすりを使いました。

240番→320番→1000番

目の荒い小さな数字から順番に磨けばツルツルに仕上がりますよ。

  • 凸凹している所を240番で入念に磨いて平らにする
  • 320番でざらつきを取る
  • 1000番でツルツルに仕上げる

 こんな流れです。

【木のフォークが完成】最後はオイルでコーティング!

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ヤスリで磨いてツルツルになったら最後にオイルでコーティングしておきましょう。

木製カトラリーにおすすめのオイルはコチラの記事を参考にしてください。

 

 

適量をキッチンペーパーに含ませて塗るだけなので簡単です。

オイルは『前回のスプーン作り』と同じで、こちらの『えごま油』を使います。

 

えごま油はオリーブオイルと違って乾性油なので、塗った後にベタつかず「サラッ」としています。

同じ乾性油にクルミ油もありますが、実感としてえごま油の方が乾燥が早い印象ですね。

 

【木製フォークの作り方】初心者向けに4ステップでご紹介【まとめ】

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前回に続いて今回もカトラリー作りの記事となりましたが、いかがでしたか?

他にも色んな作り方があると思いますが、こちらではDIY初心者の方にも比較的作りやすい方法をご紹介してきました。

1本作るのにそこそこ時間は必要ですが、「時間もあるのでチャレンジしてみたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。

  • 図面は丁寧に書いておく!
  • カットするのは線の外側!
  • ヤスリを使って薄く仕上げていく!
  • コーティングはえごま油がおすすめ!

記事の通りに作れば失敗はないと思いますので、オリジナルの木製フォークを作ってみたいという方は挑戦してみてくださいね。 

木製フォーク以外のカトラリー作りにも挑戦したいという方は、こちらの【自作カトラリー】が勢揃い!木工初心者に優しいDIYレシピをご紹介!を参考にしてみてください。

 

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