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オンリーワンの手作り壁掛け時計をDIY!ナチュラルかわいい板張りデザインをご紹介

壁掛け時計【DIY】木工雑貨の作り方
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DIY経験が浅い私でも“壁掛け時計”って作れるのかな?

こんな方に、こちらの記事ではナチュラルかわいい壁掛け時計の作り方をご紹介しています。

✔︎こちらの壁掛け時計の特徴
  • 文字盤はナチュラル&シャビーをイメージ
  • ムーブメントは要らない時計から取り外して再利用
  • 時針と分針は木の温もりをそのまま活かして無塗装

木材でオリジナルの壁掛け時計を手作りしてみたいという方は是非参考にしてください。

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かわいい壁掛け時計を手作り【5ステップ】

それでは早速、壁掛け時計の作り方を5つの工程でご紹介していきます。

  1. 文字盤の作り方
  2. インデックスの作り方
  3. ムーブメントの取り付け方
  4. 時針と分針の作り方
  5. 壁掛け用の引っ掛け口の作り方

文字盤の作り方

文字盤は、時計の雰囲気を印象づける大事なパーツの1つです。
時間をかけて完成形をイメージしてから作り始めるようにしましょう。

使用した材料
  • 野地板(杉)
  • オリーブの板
  • シナベニヤ(MDFパネル丸型でもOK)
  • 木工ボンド
  • 紙やすり
使用した道具
  • ノコギリ
  • 電動ドライバー、ボール盤
  • ドリル、皿取り錐、埋木錐
  • 塗料(オールドビレッジのバターミルクペイント )
  • 刷毛

野地板をランダムにカットする

まず、カットする前に野地板の表面処理をしておきます。
野地板の表面はとてもザラついているので、予めサンダーできれいに磨きておきましょう。

磨き終わったら好みのデザインになる様にノコギリでカットします。

カットする時は、全体のバランスをイメージしてからカットしてくださいね!

野地板は1束売りが基本ですが、お店によっては1枚売りもしているので一度お近くのホームセンターでチェックしてみてください。

野地板を買う時の注意点は、こちらの記事でまとめているので参考にしてください。

ベニヤ板やMDFパネルに野地板を貼り付ける

野地板をMDFパネルに貼る前に、野地板の角は軽くヤスリがけしておきましょう。

木工ボンドはたっぷり付けるようにしてくださいね!

僕はMDFパネルではなくシナベニヤを使いましたが、おすすめはMDFパネル!
MDFパネルですと丸型があるので、作りたい文字盤の大きさに合わせてサイズを選べばそのまま使えるので便利ですよ。

貼り終わったら上に重りを乗せてしっかり圧着しておきましょう!

好きな色でペイントする

時計の文字盤(板張り風)

続いてペイントです。
塗料はオールドビレッジのバターミルクペイントを使います。

上の画像のように所々色を変えるとお洒落感を出せるのでよかったら試してみてください。

上の画像は、ペイントした後にヤスリ掛けをした状態です。
野地板の凹凸がいい感じのシャビー感を出してくれので、興味のある方は下の記事も参考にしてくださいね。

丸くカットする時は、電動トリマーが無くてもノコギリである程度カットしてから木工やすりで削ればできますよ。

トリマーをお持ちなら「円切り治具」を作ってみても良いかも!
まん丸きれいな円が切る抜けますよ。

インデックスの作り方

文字盤が完成したら、続いてインデックスを作っていきます。

インデックスには時計の針と同じ、オリーブの板を使います。
小さな丸をどうやってくり抜くか・・・

自分が持ってるホールソーだと直径が太すぎるんだよね〜

そこで、スターエムさんの埋木錐を使ったところ、大きさもバッチリ!
埋木錐はこちらの9㎜を使いました。

12個作ったら、早速、文字盤に取り付けて行こう!
とその前に・・・

インデックスは30度刻みね!やり方はこんな感じだよ。

文字盤に基準線となる差し金をマステで固定し、プロトラクターを使って印を付けていきます。

プロトラクターの定規の長さが短いですが、木をあてがって長くすれば大丈夫です。

文字盤に30°→60°→90°→120°→150°の順に印をつけていきます!

右半分、印を付け終わったら差し金が中心点を通る様に反対側にも印を付けます。

インデックスの位置は、円の端から13㎜としました。

ここまで出来たら次は文字盤に穴を開けていきます。
ドリルで穴を開ける時は、バリが出ないようにマステを貼っておきます。

穴を深く開けすぎない様にドリルストッパーも活用するといいですよ!

開けた穴に木工ボンドを少しだけ注ぎ、先程作ったインデックスを埋め込みます。

金槌で直に叩くと傷つけてしまうおそれがあるので、当て木を添えるようにしましょう。

どれくらい埋め込むかはお好みで!私は全て埋め込まず半分だけ出るようにしました。


30度刻みでインデックスを埋め込んだら、続いてムーブメントの取り付け位置を加工していきます。

実際に制作する時は、インデックスを埋め込む前に次の「ムーブメントの取り付け位置の加工」を先にしてくださいね。

ムーブメントの取り付け位置の加工

ムーブメントの取り付け位置の加工

ムーブメントのサイズは、タテ56㎜×ヨコ56㎜の正方形

こちらを文字盤裏の中央に置いて一回り大きめの正方形を描きます。

ムーブメント

ちなみに、丸くカットした文字盤の中心は差し金を使えば分かりますよ!
円の中心を差し金を使って探す方法は、こちらの記事をご覧ください。

ムーブメントの取り付け位置が決まったら溝を作っていきます。

まずは、写真のようにドリルで一定の深さの穴を開け、仕上げにノミで削っていきます。
ドリルで穴を開ける時は、ドリルストッパーがおすすめです。

ドリルストッパーを使えば一定の深さの穴をたくさん開けられるので是非使ってみてください。

あとはノミで綺麗に削っていけば、こんな感じで溝が出来上がります。

お世辞でも上手と言えるレベルではないですが、とにかく溝が掘れればOKです。

時針(短針)と分針(長針)も木で手作り

指針と分針

オリーブの板で作った時針と分針です。
木は温かみがあり、ナチュラル感を増してくれるのでおすすめです!

板の端っこは割れやすいので、最初に穴を開けてから好みの太さで板を切り出す方が失敗しなく良いですよ。
切り出した後に穴を開けて「パキッ」と割れたらショックですから。

穴の大きさはムーブメントのシャフト先端の取り付け位置の太さに合わせて、ドリルの径を選んでくださいね。

板に開けた穴が大きすぎて、針が安定しないんだけど・・・

そんな時は、取り付け位置にマスキングテープを巻いて収まるように調整してあげれば大丈夫です!

壁掛け用の引っ掛け口の作り方

ムーブメントに引っ掛け金具がある物なら、もちろん作らなくてOKです。
中には付いていない物もあるので、そんな時は壁に引っ掛けられるように「引っ掛け口」を作っておきましょう。

初めに上の画像の様に径15㎜のドリルで穴を開けた後、下の画像のように径10㎜のドリルで薄い板に穴を開けます。

そして、穴が重なる様に2枚の板を木工ボンドで圧着し、ノコギリで適当な大きさに形を整えます。

厚みを薄くしたい時は、高さの同じ板で挟み込んでアサリなしのノコギリでカットすればOKです。

簡単にスライスできるので試してみてください。

壁掛け用の引っ掛け口ができたら文字盤の裏に取り付けます。

ムーブメントの少し上あたりに取り付けるだけなので簡単ですね。

ビスで固定する前に木工ボンドでしっかり貼りつけておくと、ビスを打った時にもズレないですよ。

ビスの頭が綺麗におさます様に皿取り錐ドリルで一手間加えておきましょう。

木製の手作り壁掛け時計が完成!

木製の壁掛け時計

最後に全てのパーツを取り付ければ、こんな感じのナチュラル&シャビーな壁掛け時計の完成です。

文字盤だけではなく、時計の針とインデックスを木製にすることで、イメージしていた温かみのある木製時計に仕上げることができました。

左上の塗装箇所!少し消り過ぎてしまったかな…

でもそこは、再度ペイントし直してサンダーで理想の塗装表面に仕上げようかと思っています。

温もりのある木の手作り壁掛け時計をDIY!【まとめ】

木製の壁掛け時計【手作り】

いかがでしたか。
今回は、野地板とオリーブの板を使った手作り壁掛け時計のご紹介をさせて頂きました。

作り方はこちらで紹介した5つのステップを真似して頂くだけです!
要所要所でポイントや注意点も書いているので、よろしければ参考にしてください。

まとめ
  • 文字盤をシャビー風にするなら野地板がおすすめ!
  • 文字盤の裏に溝を作るときは、ドリルストッパー+ノミが簡単!
  • インデックスは30度刻み。差し金とプロトラクターで解決!
  • 針の穴が大きすぎたと思ったら、取り付け位置にマステを巻こう!

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