トリマーテーブルがあれば木材加工もサクサク出来そうなんだけど、自分でも作れるのかな?
簡易トリマーテーブルの自作で必要な物
自作するにあたって準備する物がいつくかあります。
と言っても、どれもホームセンターで購入できるので安心してくださいね。
下にまとめた材料は実際に僕が自作した時に購入した物になります。
木材の大きさは使いやすいように変更しても大丈夫です。
- シナベニヤ 1枚(5㎜×300㎜×300㎜)
- 角材 1本(30㎜×30㎜×240㎜)・・・(ア)
- 角材 2本(30㎜×30㎜×300㎜)・・・(イ)
- 角材 1本(25㎜×60㎜×360㎜)・・・(ウ)
- 角材 2本(25㎜×60㎜×100㎜)・・・(エ)
- トリマー
- ノコギリ
- インパクトドライバー
- クランプ
- メジャー
- ビット(インパクトドライバー用)
- ドリルビット
- ダボ穴あけ用ビット
- 木工ボンド
簡易トリマーテーブル完成までの大まかな流れ
先ずは、完成までの大まかな流れを確認しておきましょう。
木材を寸法通りにカットする
シナベニヤの幅に合わせて角材(ウ)と角材(エ)を木工ボンドとビスで固定する
シナベニヤの強度を増すために角材(ア)と角材(イ)を木工ボンドで固定する
シナベニヤにトリマーを装着するための穴あけ加工をする
トリマーを装着する
実際に簡易トリマーテーブルを作ってみよう
完成までの流れを確認できたら早速作ってみましょう!
木材を寸法通りにカットする
まずは木材の切り出しからです。
先ほど確認した寸法通りに角材(ア)(イ)(ウ)(エ)をカットします。
シナベニヤの幅に合わせて角材(ウ)と角材(エ)を木工ボンドとビスで固定する
全てカットできたら、写真のようにベニア板と角材(ウ)(エ)を用意します。
ベニヤ板の幅に合わせて角材(ウ)と角材(エ)を木工ボンドで接着します。ボンドが完全に乾いてからビスでしっかり固定しましょう。
シナベニヤの強度を強める
5㎜厚のシナベニヤに強度を持たせるため、写真のように角材(ア)と角材(イ)を木工ボンドで接着していきます。クランプがあればしっかり固定できるので便利ですよ。
すると、このようにだいぶ形になってきます。
ベニヤ板にトリマーを装着するための穴あけ加工をする
僕が使っているBOSCH(ボッシュ)のトリマーは写真のような透明カバーが付いています。
穴あけ加工では、この透明カバーを使うのですが、四隅にあるネジを全て緩めると簡単に外すことが出来ます。
トリマー本体から透明カバーを外したらベニヤ板の上に置いて印をつけます。
印を付けた所はドリルビットで穴を開けます。開けた所はビス頭が出ないように2㎜位溝を作っておきましょう。
その時に使用したのがコチラのダボ錐(きり)です。
ホームセンターに行くと6㎜用・8㎜用・10㎜用くらいまでありますが、8㎜用でOKです。
さて、ここまで出来たら、開けた穴に透明のカバーを重ねてズレていないか確認します。この通り、大丈夫ですね!
穴の位置がズレていない事を確認したら、写真のようにトリマーを装着します。
すると、コンパクトな簡易トリマーテーブルが完成しましたね。
こちらの簡易トリマーテーブルは必要な時にクランプで固定して使えるので、普段は場所も取らずおすすめ!
簡易トリマーテーブルに相性が良い作業テーブルはコチラ
トリマーを使うと粉塵で大変な事になるので集塵機との併用をおすすめします。
それから必ずマスクもしておいた方がいいですよ。
実際に簡易トリマーテーブルを使ってみよう
完成したら試しに使ってみたくなりますよね!
加工したい木材を当て木に沿わせて動かしていくのですが、木材をゆっくり動かし過ぎると写真のように焦げてしまいます。
逆に早く動かし過ぎると木割れの原因となるので、適度な速度で加工していく事が綺麗に加工するためのコツになります。
でも、焦げたからってあせらなくても大丈夫!
木材を少しだけ早く動かしてあげれば焦げなくなります。
使っているうちにコツもすぐにつかめてくるので安心してくださいね。
まとめ
この記事で紹介した簡易トリマーテーブルは、見ての通りコンパクト設計です。
縦横30センチで場所も取らず、しかも素早く短時間で加工できるので時間を有効に使って作業効率を上げたい方におすすめです。
僕はトリマーテーブルのおかげで、今まで長時間かかっていた作業が短時間でサクサク作れるようになったので本当に助かっています。