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ラダーシェルフを存在感あるシャビー風に仕上げる方法!【作り方を解説】

木工雑貨の作り方

 

ラダーシェルフってどうやって作るの。

 

インテリアで人気のラダーシェルフ。

作り自体はとってもシンプルで簡単ですが、デザインや色使いによって印象が変わりますよね。

こちらの記事では、これからラダーシェルフを作ってみたいと思ってらっしゃる方に作り方を分かりやすく解説しています。

デザインが好みじゃなくても、活かせる内容になっていると思いますので良かったら参考にしてくださいね。

ラダーに雑貨やお花を飾ると室内がグッとおしゃれになりますよ(^^)

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手作りラダーシェルフ:準備する材料と道具

まずは、こちらの記事で作れるラダーシェルフでどんな物を必要すれば良いのか見てみましょう。

 

材料

  •  SPF材(1×4材)2本
  • コーススレッド(木ネジ)
  • 木工ボンド
  • 塗料
  • ワトコオイル
  • サンドペーパー(240番、400番)

 

道具

  • ノコギリ
  • カッターナイフ
  • ノコヤスリ

 

作る前に図面を書いておこう

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作り始める前に、まずは図面を書いておきましょう。

ある程度のサイズ感(大きさ)をイメージするためにも準備は必要です。

手書きでもパソコンでもOKなので、書いてみて下さいね。

 

ラダーシェルフの作り方 

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今回使う木材は、SPF材(1×4材)という木材でして、ホームセンターで手に入れる事ができますよ。

お値段も安くてDIYでも人気の木材です。

2本買っても500円くらいなので手軽に購入できますね。

図面は書けましたか?

書けたら、さっそく作っていきましょう。

部材の切り出し(木材のカット)

それでは木材をカットしていきます。

2本のSPF材(1×4材)を図のようにカットすると、足の部分が2本、棚板の部分が4本取れますよ。

 

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SPF材はプレナー加工されているので一見きれいに見えますが、実は毛羽立っているので予めヤスリできれいにします。

ヤスリは240番のサンドペーパーでOKですよ。

ヤスリがけは、部材を切り出してからでも出来ますが、最初に全体をヤスリできれいにしておくと後の作業がしやすいですよ。

木材に下穴を開ける

木材の切り出しができたら、ビス留めする箇所に下穴を開けていきます。

ネジの頭を見せたくない時は、このようなダボ埋め用のビットを使います。

 

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実際に下穴を開けると、下の写真のような感じになりますので、これを組み立てていきます。

 

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ラダーシェルフの組み立て

ここまで出来たら、あともう少しでハシゴが完成しますよ。

先程確認した図面に従って組み立てていきましょう。

 

まずは木工ボンドで木材同士をくっつけておくのがコツです。

その理由は、コーススレッド(ビス)を打つ時に木材がズレてしまう事があるからです。

一気に組み立てようとせず、1つ1つ確実にやっていくようにしてくださいね。

ズレてしまうと修正が大変ですよ。

 

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ダボを作り

続いて、ビスを隠すための木ダボを作ります。

 

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市販されているのでお店でも買えますが、僕は日頃から自分で作っています。

端材の消費にもなりますので、みなさんも捨てる予定の木材があれば再利用してみて下さいね(^^)

 

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1つのラダーシェルフで使う木ダボは16個。

地道な作業になりますが、インパクトドライバーに専用ビットを差し込んで写真のように円柱の木を作っていきます。

あとは隙間にマイナスドライバーを差し込んで、コテの原理を使えばパキッと取れますよ。

ボール盤という電動工具を使った方が作業自体は楽ですが、お家にある方は少ないと思うのでインパクトドライバーでOKです。

ボール盤が気になる方は(SK11の卓上ボール盤はDIYにおすすめ!購入を決めた6つの理由と使い方を解説)をどうぞ。

 

ダボはコロコロ転がるので、失くさないように入れ物に集めておきましょう。

 

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下穴にダボを打ち込む

それでは、先ほど作った木ダボを下穴に打ち込んでいきますが、あらかじめ部材同士をビスでしっかりと組み立てておいてくださいね。

 

では、ダボ埋めをしていきましょう。

ダボ穴に木工ボンドを適量垂らして自作したダボを金槌で優しく打ち込んでいきます。

打ち込む前に、予めカッターでダボの先を少し丸くしておくと打ち込みやすいですよ。

打ち込んだ時に、はみ出した木工ボンドは布で拭き取ってくださいね。

 

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ボンドが乾燥したら、写真のようにノコギリで出っ張った部分をカットしていきます。

 

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ノコギリには「あさり付き」と「あさり無し」という物があって、こちらは「あさり無し」のノコギリになります。

あさり無しのノコギリを使う事で、木材の表面にキズを付けずに切り落とす事ができるので、DIYされる方はぜひ持っておきたいですね。

 

 

カットする時は、写真のようにノコ刃を木材に押し付けてカットするのがコツです。 

カットしてところは、サンドペーパーできれいに仕上げておきましょう。

 

ラダーシェルフをシャビーに仕上げる方法 

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仕上がりでオールド感を出すために木材を加工する

長年使いこんだような風合いを出してみたい方は、こちらの工程も参考にしてくださいね。

やり方は超簡単!カッターで縁を大雑把に削いでいくだけ

 

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ただ、1つだけ難点があるんです。

とにかく親指が痛くなるんですよね。

できればカッターはスリムな物より太めの物を使いましょう。 

好みのカラーにペイントする 

塗料はホームセンターやネットでも購入ができますが、種類が沢山あるのでどれを買ったら良いか迷います。
ペンキの種類にも水性と油性がありまして、「キツイ匂いは嫌」「刷毛は水洗いできる方が良い」「室内で使おうと思っている」という事であれば水性ペンキでOKですよ。 
写真は、オールドビレッジ社のバターミルクペイントを使って塗装しています。
 

 
全体を塗るか一部だけ塗るかは自分の好みでやってみてくださいね。
 

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ダメージ加工を施す

塗料が完全に乾いたら、先程カッターナイフで削ぎ落とした所をノコヤスリで軽くガリガリとダメージ加工していきます。
 

 
ノコヤスリでダメージを加えた所は毛羽立っているので、自分が塗料を剥がしたい所と合わせて240番のサンドペーパーで磨いていきます。
そして、最後に400番のサンドペーパーで全体をササ〜ッと磨くと、表面はツルツルに仕上がりますよ。
 

最後にオイルで仕上げて完成

オイルの種類も色々ありますが、僕はこちらのワトコオイルを使っています。

ダークウォルナットとミディアムウォルナットを使う事が多いですね。

 

 

ダークウォルナットで着色すると、ヤスリがけした所が下の写真のように濃くなってビンテージ風になりますよ。

ここまで濃くしたくないという方は、ミディアムウォルナットで控えめに着色みてみてくださいね。

 

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オイルの拭き取りのタイミングはラベルに記載されているので確認してください。

記載では、15分〜30分後に拭き取るようにと書かれていますが、塗ったあと放置しすぎると拭き取りが大変ですし、すごく汚くなってしまう事もあるので注意が必要です。

 

ラダーシェルフの作り方【まとめ】

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ラダーシェルフの作り方を紹介してきましたが、いかがでしたか?

インテリアで人気のラダーシェルフ。

DIYでもたくさんの方が作られていますよね。

ダメージ加工を加えるだけでラダーシェルフの印象が随分変わります。

作り方と合わせて、シャビー風にする方法も参考にして頂ければ嬉しいです。

お家のインテリアとして存在感のあるラダーシェルフをぜひ作ってみてくださいね。