イベントに出店するけど商品を手に取ってもらえないし、売上もほとんどないんだよね。どうすればもっと売上が伸びるの?
今回の記事では、ハンドメイドイベントへの出店にあたり、僕が実際に意識して来場者を引きつけた仕掛けについて解説します。
イベントに出店しても売上が伸びない!
商品も手に取ってもらえない!
いつも自分のブースだけガラガラ!
どうにかしたいけど、何から始めたら良いのか分からないという方には、きっと参考になる記事だと思います。今より少しでも売上を伸ばしたい方は是非最後まで読んでくださいね(^^)
イベントに出店すると、自分と同じようなアクセサリーや木工雑貨、布小物などを作ってらっしゃる方がいますよね。そんなライバル?が作った作品を見て、「私の作品、大丈夫かな。売れるのかな?」と不安になった経験はありませんか?
実はこの考え方、初心者の方が陥りやすい思考なんです(^^)
ハンドメイドイベントに出店する本来の目的
ここで、少しだけハンドメイドイベントに出店する本来の目的について触れておきますね(^^)
- 自分という作り手を知ってもらう
- 作り手の顔が見える
- 作家さんに会える
- ファンが付く
要するに、出店する目的は自分という作り手に興味関心をもって頂くことなんです。
ハンドメイド作品は唯一無二だからこそファンが付くんです。今まであなたがライバルだと思っていた人は実はライバルでも何でもない!購入者はあなたの作品が好きだからわざわざイベントに足を運んでくれるんですよ☆
- あなたの作る木工雑貨が好き!
- あなたの作る雑貨だから買いたい!
- これからも今のテイストで作り続けて欲しい!
実際に僕が言われた言葉です(^^)
これがハンドメイドイベントに出店する醍醐味なんです。
つまり、ハンドメイドイベントでは、あなたという作家をアピールする絶好の場所なんです。「あなたから買いたい!」そんな風に一人でも思って頂ける方がいれば、その日のイベントは大成功なんです!
ハンドメイドイベントで売上が伸びない理由
売上を伸ばすためには、自分の接客態度とディスプレイされたブースをお客様の立場になって考える事が重要です!
- 自分の接客態度は良いか?
- ディスプレイされたブースは、来場者にインパクトを与えられているか?
※あえてインパクトという言葉を使ったのは、「商品が見やすい」よりも「何⁉︎ここのブース!」と思わせる事がイベントでは特に重要だと考えているからです。
こんな接客態度なら改めよう!
ハンドメイドイベントで時々目にするイヤ〜な空気感。こんな作家さん見たことありませんか?
- お客様が商品を見ているのに椅子に座って足を組んでいる作家さん
- お客様が商品を見ているのに携帯メールに必死な作家さん
- お客様がいないと気が抜けて笑顔が消える作家さん
とっても残念。
イベント来場者の方は少し離れた場所から作家さんの表情を見てるってご存知ですか?
常に接客態度は見られている!そういう意識を持つ事って大切ですよね!
ディスプレイも差別化を図ろう!
長テーブルに綺麗に陳列された作品。来場者が大勢だと折角作ったあなたの作品がお客様の目につきません。イベントによって多少の制約があって考えている様なディスプレイが出来ない場合もありますが、基本ベタ置きしないディスプレイをオススメします!
詳しくは下の項で紹介してるので、そちらをご覧くださいね(^^)
ハンドメイドイベントで売上を伸ばす㊙︎接客術
0円商品からのコミュニケーション
あまり大きな声では言えないですが、実話です。
僕はイベントに出る時、あえて0円商品をコソッと置いています。
もちろん他の作家さんには内緒でね(^^)
0円商品と言っても端材で作った小物ですが、お客様がそれを手に取って値札で0円と知った時の想像通りのリアクションにはいつも楽しませてもらっています!
「本当にいいんですか?」
「もちろんいいですよ!持って帰ってください!」
こんなやり取りもイベントに出店する楽しみなんです!
でも、これは端材消費が目的ではなく確実に僕の戦略です。0円で特をした気持ちになったお客様は、ちょっと気になった別の作品を買っていかれるんですよね☆
ハンドメイドイベントで売上を伸ばすディスプレイ
僕はイベントに出店する時にいつも意識しているポイントが4つあります。
- 来場者の動き(順路)を予測した見やすい配置
- 売りたい商品の配置
- 立ち止まって頂くための工夫
- ベタ置きせず、高さのあるディスプレイ
中でも3と4を意識する様にしています。
立ち止まって頂くために大切なディスプレイ
イベントとなると沢山のブースが出店しています。素通りばかりで全く自分の作品を手に取ってもらえないのは寂しいですよね。
どうすれば手に取ってもらえるんだろう?
- アピールしたい商品があればお客様の手の届く所に置いてみる。
- アイキャッチの作品をお客様の目の高さに合わせてディスプレイする。
- ブースの一角に目を引くコーナーを作ってみる。「何これ!?」て思わせる物なら何でもOKです。足を止めてくれて、他の作品も見てくれること間違いなしですよ(^^)
- 百貨店の様に商品が綺麗に陳列されているより、ハンドメイド作家としてのカラーが感じられる空間作りを意識する。
他にもたくさん工夫できる事はあると思うので、箇条書きでいいので紙に書き出すといいですよ!
アイデア次第で手に取って頂ける回数は格段に上がるはずです(^^)
自分の作品を手に取ってもらい、購入に繋げる為には、まず自分のブース前で足を止めて頂く工夫が重要なんです!
もっと詳しく知りたい方はコチラをどうぞ。
ハンドメイドイベントで売上を伸ばすためにSNSを利用する
今やほとんどの方が利用されていますが、一定の集客を得るにはやはりSNSの利用がオススメ!
買って頂いた方にショップカードや名刺を渡しておくと、読者登録してブログを見てくれたり、フォローしてくれたりするので、イベントへの出店予定を載せておくと次回のイベントへの集客に繋がりますよ。
今回のイベントでは購入を見送ったけど「後から欲しくなった」「もう1つ欲しい」と言ってイベントに足を運んで下さる方も多いです。
次のイベントに繋げる為にもSNSは積極的に利用していきましょう!
ハンドメイドイベントで売上を伸ばすためにターゲットを絞る
今や各地でさまざまなハンドメイドイベントが開催されていますが、その内容やテーマもイロイロ。
そのイベントによって、お子様をターゲットにしているのか?ファミリーをターゲットにしているのか?ママをターゲットにしてるのか?そこをしっかり見極める必要があります。
そして、それぞれのターゲットに合った商品を用意する!ターゲットに合った商品をメインにディスプレイする!
そんな細やかな工夫も売上に繋がっていくんです(^^)
もし、ターゲットが分からなければ主催者の方に、過去の来場客の年齢層・性別などを聞くと参考になりますよ。
ハンドメイドイベントで売上を伸ばすポイント【まとめ】
今回の記事では、数年前に僕がハンドメイドイベントに出店していた時に集客で意識していたポイントをまとめてみました。
- ハンドメイドイベントの目的は、作家である自分に興味関心を持って頂くこと。
- ハンドメイドイベントは、作家である自分をアピールできる絶好の場所。
- ブースの前で足を止めて頂く工夫をする。
- ディスプレイでは高さを出して視認性を高める。
- 来場客に接客態度を見られている事を意識する。
- SNSを利用して、イベント情報を告知する。
- 来場客の年齢層や性別などを確認しておく。
ほとんどは、やろうと思えばすぐにでもやれる事ばかり!
現在集客に悩んでいる方や今後イベントに出店してみようかなと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
(参考記事)