テープカッターって、どうやって作ればいいの?
テープカッター台と言えば、今どきダイソーやセリアでも安く購入できる文具用品の一つですよね。
我が家にもダイソーのテープカッター台があるのですが、欲を言えばもう少しコンパクトでおしゃれだったら良いのに!
そんな風に思っていまして、それなら自分で作ってしまえばいいやという訳で、今回はテープカッター台を手作りしてみたのでぜひご覧ください。
【木製】セロテープカッター台の作り方
それでは、さっそく作っていきましょう。
リールを作る
まずは〈リール〉から作っていきますね。
どんな形にするかは悩むところですが、よければ8角形にトライしてみてくださいね!
正8角形を描くときは、コンパスを使うと簡単なので、参考記事も付けておきますね。
ちなみに、リールというのはセロハンテープをはめ込む丸い筒状のものですよ。
①正八角形のリールを作る
セロハンテープの巻芯径が76㎜なので、コンパスを使って半径38㎜の円を木材(SPF材)に描きます。
正八角形のリールを作る方法はコチラが参考になりますよ。
(参考記事)
②のこぎりでカット
正8角形を描けたら、線に沿ってのこぎりで切っていきます。
ここで注意点が一つあるのですが、それは「墨付けした線の少し外側を切る!」ということ。
これ、すごく大事なポイントなので押さえておいてくださいね。
木材を綺麗にカットする方法はこちらの記事を参考にしてくださいね。
どうして墨付けした線の外側を切るの?
(理由):それは少し大きめにカットしておけば修正がきくからですよ。
つまり、カットしてしまった後の「切りすぎた〜!」を防ぐためです。
少し余裕をもってカットすれば、後からヤスリで削って調節できますが、切りすぎてしまうと大きくはできませんよね。
なので、少し余裕を持ってカットするようにしてくださいね。
③リールの中央に穴をあける
リールの中央はコンパスの針跡が目印なので簡単に分かりますが、重要なのは「真っ直ぐ穴をあけること」なんです。
斜めに穴を開けてしまうと、リールが回転した時にブレてしまい、使いづらい上に見た目も残念ですよね。
すごく大事な工程なので、確実にまっすぐ穴を開けてくださいね。
僕はリールの中央には、8㎜のドリルで穴をあけました。(差し込む丸棒も8㎜です)
(参考記事)
セロテープカッターの本体を作る
僕はリールの部材にSPF材、本体に杉材をチョイスしました。
木材の種類はお好みで、特にこだわる必要もないのでホームセンターでこれという木を選んで準備してもらえればOKです!
①木材をカット
木材の準備ができたら、寸法に合わせてノコギリで丁寧にカットします。あまりノコギリを握ったことがないという方は、まずコチラの記事をどうぞ。
木材のカットでおすすめの記事
②木材の加工
リールを入れる溝をトリマーで加工します。
トリマーガイドを作っておくと加工が楽ですよ。
ちなみに僕が使っているのは、薄い板を2枚重ねただけの簡易なトリマーガイド。
ちなみにこちらのトリマーには、8㎜のビットをセットして使っています。
溝の幅が8㎜、丸棒の直径も8㎜なので、このままではリールがスムーズに回転してくれません。
でも大丈夫!丸棒をヤスリがけして少しだけ細くしてあげると「くるくる〜っ」とスムーズに回転してくれますよ。
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かわいいセロテープカッター台【材料と道具】
テープカッター台の製作にあたって、僕が使った材料と道具を紹介したいと思います。
✔︎木材(SPF材、杉板、丸棒) ✔︎カッター刃 ✔︎木工ボンド ✔︎塗料
✔︎ワックス
✔︎コンパス ✔︎のこぎり ✔︎さしがね(定規) ✔︎クランプ ✔︎ボール盤
✔︎トリマー ✔︎刷毛 ✔︎サンドペーパー240番
おしゃれなセロテープカッター台の作り方【まとめ】
テープカッターの作り方をご紹介しましたが、いかがでしたか?
今回作ったテープカッターは僕自身はじめての作品でしたが、作ってみて分かったことは工具さえあれば材料費はほんの数百円で作れてしまうということ。
ぜひ道具を揃えて好きな木工雑貨を手作りしてみてくださいね(^^)
ちなみに、今回ご紹介したテープカッター台をもっと小さく作れば、マスキングテープカッターにもなりそうですね。
木の温もりと優しい印象のテープカッター台!
ぜひ手作りしてみてください。