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温もりのある木製名刺入れの作り方!【ビジネスシーンの話題作りにもおすすめ】

木工雑貨の作り方
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木製の名刺入れって作るのが難しそうだけど、僕でも作れるのかな?

 

このように木を使って名刺入れを手作りできたらいいのになと思っている方は多いと思いますが、いざ作ろうとするとどうやって作ればいいのか分からず悩みますよね。

そこでこちらの記事では、初めてでも作れるように作り方を分かりやすくまとめてみました。

これから社会人になる学生の皆さん、また既にに社会人として活躍されている方、ハンドメイドで出店などされている方など、DIYで木の名刺入れを手作りしたいという方の参考になれば嬉しいです。

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名刺入れを作る前に「名刺のサイズ」をチェック!

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名刺ってサイズが決まっているんだ〜!

実は規格ものでして、一般的によく使われる名刺サイズはこちらです。

Check!
  • 一般的な名刺のサイズ・・・91㎜×55㎜

 

なんか微妙なサイズですが、おそらく皆さんが使っている名刺もこのサイズです。

気になる方は一度定規で測ってみて下さいね。

ですので、名刺入れを作る時は内寸法を91㎜×55㎜よりも少し大きめに作ればOKという訳です。

 

木製名刺入れのサイズ

それでは実際にこちらで作れる名刺入れのサイズ(寸法)をご覧ください。

 

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Check!
  • 木製名刺入れのサイズ・・・縦107㎜ 横68㎜ 厚み10㎜

 

コンパクトに設計したので、内ポケットに入れてもかさばりません。

なんか作ってみたくなってきた!どんな材料と道具があれば作れるの?

それじゃあ早速、材料と道具を揃えて名刺入れを作ってみましょうか!

 

木製名刺入れの作り方 

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ここからは、「材料・道具」と「作り方」を一気に紹介していきますね。

もちろんマネして作っても良し、アレンジして唯一無二の作品に仕上げても良し。

とにかく、参考になりそうなら作ってみてくださいね。

材料と道具を揃えて木製の名刺入れをDIY!

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今回のDIYで使った材料と道具はこちらです。

 

材料
  • 板材(ユーカリ)3㎜厚

  • 板材(クルミ)5㎜厚

  • 竹串

  • 木工ボンド

  • 紙やすり

 

道具
  • 完全スコヤ(orさしがねで)

  • スライド丸ノコ(orノコギリ)

  • 卓上ボール盤(or電動ドライバー)

  • ドリル(径2.5㎜と3㎜)

  • クランプ

  • かなづち

  • カンナ

 

電動工具についてはこちらの記事で詳しく知れるよ!

 

DIYで作る木製名刺入れの作り方

完成までの工程は4ステップです。

①切る→②貼る→③加工→④仕上げ(削る・塗る)

サイズに合わせて部材を切りだす

まずは板材に墨線を引きます。

墨線は先程の寸法通りに引けばOKです。

スコヤや差し金を使うと直角の線がきれいに引けるので買っておくと便利ですよ。

墨線が引けたらその線に沿ってノコギリできれいにカットします。

 

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こんな感じで「ユーカリ2枚」と「クルミ1枚」を同じ長さで3枚切り出します。

そして、2枚のユーカリは更に上から22㎜のところ(開閉部分)もカットしておきます。

 

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続いてクルミの板材です。

こちらは幅4㎜の棒を板から4本切り出します。

名刺入れの枠の部材になるので、4本の棒の厚みが不揃いにならないように慎重にカットしていきましょう。

 

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こんな感じで部材の切り出しが終わりました。

 

部材をきれいに切るために、こちらの記事も参考にしてくださいね。

 

ボンドで部材を接着する

続いて、先程切り出した部材を写真のように接着します。

まずは名刺入れの下部の接着です。

接着する時は「Fクランプ」を使うとしっかり圧着できるので、最低でも2本は用意しておくと作業がし易いです。

 

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ちなみに、画像を見ると板の上からはみ出している部分があると思いますが、この棒は下の写真のように10㎜残してカットしておきます。

 

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続いて上部の接着です。開閉部分ですね。

こちらもクランプでしっかり固定しておきます。

 

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貼り合わせる時は上下の板の木目を合わせておくのがポイントです!

仕上がりも美しくなりますよ。

 

開閉部を加工する

部材の圧着まで終わったところで、次は可動部分とツメを作っていきます。

可動部分は下の画像のように中心にドリルで穴を開けます。

 

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ツメ部分は端の方を欠くようにドリルで穴を開けます。

 

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可動部分とツメ部分それぞれの穴に竹串を打ち込み、開け閉めを繰り返しながら可動部分とツメ部分の加工を行います。

ツメ部分の加工は、特に慎重に作業を進めるようにしましょう!

  • 閉まり具合をチェックしながら少しずつヤスリで調整する。
  • ツメを削りすぎると引っかからなくなるので要注意。

 

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開け閉めが問題なくできたら、余分な竹串を『あさり無しのノコギリ』で切り落としておきましょう。

 

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木製名刺入れの仕上げ作業【完成】

ここからは仕上げ作業です。

カンナで角を丸く削ってヤスリでつるつるに磨いていきます。

 

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先程貼り合わせた枠の棒とカバーの高さも揃うように、側面にもカンナをかけておきましょう!

この時、カンナをテーブルに置いて横向きに使うときれいに削れるので試してみてくださいね。

 

ヤスリの番手は240番で磨いた後で更に400番で仕上げましたが、もっとツルツルに仕上げたい方は数字を上げていけばOKですよ。

 

そして、最後に『蜜蝋ワックス』で全体をコーティングすれば、温もりのある木製名刺入れが完成です!

 

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蜜蝋ワックスは自然素材で作られているので、健康被害を起こす心配がないのでお勧めです。

 

温もりのある木製名刺入れの作り方【まとめ】

 

いかがでしたか。

こちらの記事では「木製名刺入れの作り方」について初心者にも分かり易くご紹介してきました。

名刺入れの手作りは「細かくて難しそう」という印象をお持ちの方も多いと思いますが、案外こうやって見てみると「自分にも作れそうかな」と思って頂けたのではないでしょうか。

木製の名刺入れを使っている方は、僕の周りにもそう多くはないです。

だからこそ、あえて木で名刺入れを使って他者と差別化する!

意外と有りかもしれませんね。

ビジネスシーンの話題作りにもなりますよ。

頑張れば1日で作れるので、よかったら作ってみてくださいね!

 

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