先日、初めてハンドメイドのイベントに出たのですが、自分のブースだけお客様が少なかったんです。作品を見てもらえるようなディスプレイのコツってあるんですか。
こちらの記事では、こんな悩みに答えます。
- イベントに出ても自分のブースだけ素通りされてしまう。
- 売りたい商品が全く売れない。
- 具体的なディスプレイのコツを知りたい。
イベントに出店しても集客が思うようにいかず、一点も売れなかったという経験はありませんか。
頑張って作った自分の作品が、全く手に取ってもらえなかったら・・・
しかし、そこには手に取ってもらえない理由があるはずなんです。
そこで今回の記事では、ハンドメイドイベントのディスプレイのコツを詳しく解説しているので、初心者の方に限らずブースを見直すきっかけにして頂ければ嬉しいです。
皆さん、楽しいイベントにしていきましょう。
ハンドメイドイベントはディスプレイが集客のカギ
イベントで集客を増やすポイントはたくさんありますが、その中でもディスプレイは重要なカギを握っているのです。
手作り雑貨が好きで来場するお客様は、作家さんがかもし出すブースの世界観に引きつけられます。
「ここのブースおしゃれ」とか「ここのブースなんか気になる」といった具合で、足を止めて作品を手に取ってくれるわけです。
つまり、ブースの前で足を止めたくなる仕掛けをいかに網羅的に実践できるかが集客を増やすポイントなのです。
無名の作家さんなら尚更のこと、お客様が足を止めたくなるようなディスプレイを再考することが大切です。
それは分かったけど、足を止めたくなる仕掛けを網羅的に実践するって、要するに何をすれば良いの?
足を止めたくなるディスプレイのコツとは?
集客を増やすためにはディスプレイがカギというお話でしたが、では具体的に何を意識してディスプレイすれば良いのか解説します。
高さを出して視認性を良くする
一人でも多くの方に自分の作品をみてもらうには、後ろの方からでも見えるように高さを出して視認性を高めることが大切です。
遠くからでもどんな作品が置かれているのか見えるだけで、ブースに立ち寄ってもらえるチャンスが増えるのです。
周りのブースが高いのに自分のブースだけが低いと目立ちませんし、お客様からの印象も薄れてしまい素通りされやすいくなります。
視認性を高めて一人でも二人でも自分のブースにお客様が立ち寄ってもらえるような工夫が必要なんです。
特に来場者が多いイベントでは高さを意識した設営を心がけるようにしましょう。
作品のテイストを統一して自分の世界観を出す
作品のテイストを統一することも重要で、統一感のない作品だと作家さん自身の迷いを感じさせてしまいます。
1つのブースに様々なテイストの商品があったとします。
きっとお客様の方も迷ってしまいますよね。
アレもコレもあるけど、別に〜って 笑
けど、統一感のあるブースで世界観をだす!
例えば僕の場合ですと、木工でイベントに出店する際には「natural & shabby」で統一していました。そうする事で、ナチュラル&シャビーが大好きなお客様が集まってくれるんです!
自分では良い作品を作っているつもりでも、ブースが放つ世界観を統一することは一つ一つの作品の仕上がり以上に重要といっても過言ではないのです。
アイキャッチの商品を作る
お客様を引きつける絶対の自信がある商品は、お客様の目につくように、手に取りやすい場所にディスプレイするのがコツです。
これがうまく働けば、他の作品も隅々まで見てくれたりしますよ。
逆にアイキャッチに失敗するとお客様は作品に興味を示さず、ほとんど見てくれません。つまり、アイキャッチを作る事はとても重要なのです。
足を止める仕掛けを用意する
仕掛けは特にこだわらず、何でもOKです。
変な話、「今日のあなたの運勢は?」といったように作品と全く関連性のない事を仕掛けに使っても良いわけです。
きっとお客様はそのボードを見たときに「何これ!」と足を止めてくれるはずですよ。
とにかくブース前で足を止めてもらう事、これが重要なのです。
そして、それがお客様とお話しするきっかけになるんです。
自分の作品を見てもらうために、もしまだ仕掛けを作れていない方がいれば、自分にあった仕掛けで構いませんので試してみてくださいね。
商品を手に取りやすくする
ときどき商品を袋に入れて置いてあることがあります。
これは作家さんがお客様の気持ちを考えてのことだと思いますが、かえって裏目に出てしまうことがあるので注意しましょう。
質感や素材を確かめたくても確かめられず、購入の足かせにつながっているケースがあるかもしれません。
せめてサンプルを用意して素手で質感を確かめていただけるような配慮が必要ですね。
もちろん、食べ物など衛生面を考えないといけない商品は別ですよ。
商品を見やすく置く
商品を手にとって見てほしい、購入につなげたいならお客様の立場でディスプレイすることを忘れてはいけません。
良くない例として、カゴに入れて並べたり詰め込んだりすることです。
イベントに来てしまうと、そもそも忙しいのです。
だって何十、何百とある色んなブースを回りたいのに!
わざわざカゴから出さないと何かわからない物まで見ようとしませんよね。
パッと見て作品が分かるような置き方を心掛けて、お客様の心をつかんでくださいね。
什器を用意する
イベントでは作家さんが色んな什器を駆使してディスプレイされています。
什器の配置と作品の置き方で【売れる売れない】が左右されるくらい、ディスプレイは重要なのです。
什器を専門に作ってらっしゃる作家さんもいますし、ネットでも購入することができます。
ディスプレイ什器には小さいものから大きいものまで種類が豊富なので『自分はどんな雰囲気のショップを作りたいのか』事前にしっかり考えておくことが大切です。
什器を見るだけであなたを思い出してもらえる!あなたという存在を覚えてもらいやすくなりますよ。
ディスプレイ以外の集客方法も押さえよう
ディスプレイのコツを紹介してきましたが、じゃあこれだけやっておけば集客はバッチリなのかと言いますとそうではありません。
集客が伸びない他の要因も客観的に見てみることが大切です。
おそらく人気作家さんともなれば、これくらいの事は普通にやっていると思いますので、少しでも成果を出してたい方は下の記事も参考にしてみてくださいね。
ディスプレイが集客のカギ【まとめ】
ハンドメイドイベントには経験豊かな作家さんがたくさん出店されます。
その中で対等に戦っていくためには、PDCAを回して人並み以上に努力することが大切です。(PDCAとは??詳しくはコチラhttps://www.hiro-secondwork.com/entry/diy-beginner)
失敗しても続けていけばいつか成功できるはずです。
今回、ご紹介したディスプレイのコツを今のあなたと照らし合わせて、出来そうなことから是非チャレンジしてもらえれば嬉しいです。