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【木製スプーンの仕上げ】安心のおすすめ植物性オイルをご紹介!

カトラリー作り
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木製スプーンの仕上げにはどんなオイルを使えば良いのかな?
乾性油とか不乾性油とかよく分からないんだけど…

今回はこんな疑問について解説していきます。

木製カトラリーを初めて作る方の悩みとしてよくあるのが、仕上げのオイル選びではないでしょうか?

  • オイルの種類が沢山あって、どれを使えば良いか分からない。
  • 口に入れる物だから体に安全なオイルを使いたい。
  • そもそもオイルを使うのが初めてで塗り方が知らない。

初めてだと分からない事だらけですよね。

例えば「えごま油」ですと、食用と非食用(木工用)の2種類あり、木製スプーンや食器など口に入る物に使うときは『食用』、口に入らないような木製品に使うときは『非食用』を選ぶ事もできます。

同じ名前のオイルでも用途に合わせて選ばないといけないんだね!

また、オイルは性質によって「乾性油・半乾性油・不乾性油」に分類されていまして、木工品への使用にも向き不向きがあるのです。

一般的に木製カトラリーをDIYで作る時は、植物性オイルやワックスで仕上げることが多いと思いますが、中には仕上げに向かないオイルもあるので下調べが重要です。

そこで、こちらの記事では「木製の食器やカトラリー作りの仕上げにおすすめのオイル」について解説しているので、オイル選びで困っているという方は購入前の参考にしてくださいね。

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木製スプーンの仕上げに適したオイル選びのポイント!

木製カトラリーの仕上げ(オイルフィニッシュ)をする前に、まずはオイルの選び方について押さえておきましょう!

木製カトラリーの仕上げは食用油を選ぼう!

食器やカトラリーのオイルフィニッシュでは植物性油を使うのが一般的ですが、植物性油にも料理に使える『食用油』と木工用の『非食用油』があり、使用する用途に合わせた使い方が大切です。

そこで、注意してほしいのが『全ての木製品に木工用の非食用油を使って良いか?』と言うと、そうではないので気をつけましょう。

どう言うこと?意味がわからないんだけど…

ざっくり言うこういう事です。

  • 食用油は料理に使える
  • 非食用油は料理に使えない

つまり、食用油は「口に入ることを想定して作られている」けど、非食用油は「口に入れることを想定して作られていない」という事です。

なるほど!

木製スプーンのように口に入れる物には食用油が良いということね!

オイルなら何を使っても良いというわけでは無いので気をつけましょう。

木製のカトラリーを作る時は『口に入れても大丈夫な食用油』を使うのがベスト!

カトラリーにはしっかり固まる乾性油がおすすめ!  

オイルで仕上げたいけど、ベタベタするのは嫌だな〜

最初に触れたようにオイルには「乾性油・半乾性油・不乾性油」があるのをご存知ですか。

代表的なものがこちらです。

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乾性油は空気に触れると酸化して固まる油でして、乾燥スピードも早く仕上がりがサラッとしているのが特徴です。代表的な物として上の表にも上げていますが、「えごま油」や「クルミ油」などがあたります。

逆に皆さんの自宅にもありお料理でもよく使う「オリーブオイル」は不乾性油なので空気に触れても一向に固まりません。家具に塗るといつまでも乾かず、ベタツキが残ってしまうのが不乾性油の特徴です。

半乾性油はその中間ですが、やはり完全に固まらないので家具のオイルフィニッシュに使うのは避けておいた方が良いかもしれません。

ちなみに、オリーブオイルでも薄く塗ってすぐに拭き取ればベタつきはそれほど気にならないので、最終的には好みかなと思います。

オイルの選び方!

木製のお皿やカトラリーには『食用油+乾性油』を選ぶ!

木製カトラリーの仕上げに使える食用油とは? 

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木製のお皿やカトラリーによく使われている食用の乾性油は以下の3つです。

  • えごま油
  • くるみ油
  • 亜麻仁油

食用油ですので小さなお子さんやペットを飼っているご家庭でも安心して使えます。

一般的な乾燥速度を「★」で表すと以下のようになりますが、実際に使ってみてもあまりその差は感じませんし、正直なところ気にせず使ってOKって感じです。

くるみ油

乾燥速度★

クルミオイルは香りが良いのが特徴です。

オイルの匂いが苦手という方にとてもオススメです。

乾燥スピードは他の乾性油には劣りますが、ベタつかずしっかりと固まるので安心して使えます。

以前、カッティングボードを作った時に使った事がありますが、全くベタつきもなく(乾性油なのでもちろんですか)数日後にはしっかり乾燥していました。

私が使った時はスーパーにそれほど流通しておらずネット注文しましたが、最近はスーパーでも購入できるそうなので買い物ついでに良かったらチェックしてみてください。

※オイルの品揃えには地域差があるかもしれません。我が家の近隣スーパーには残念ながら置いてありませんでした・・・

えごま油

乾燥速度★★

こちらは体に良いと話題の食用油。

健康に良いと評判で毎日のお料理に使っているという方も多いみたいです。

話題のオメガ3「α-リノレン酸」が豊富に含まれているので健康な体づくりをしたいという方はピッタリ!

もちろん、木工品にも使えて乾燥が早いのが特徴です。

匂いもほとんど気にならない程度。

どのスーパーにも置かれているのでいつでも入手可能です。

ここで注意!

木工用(非食用油)としてネットで購入できる『荏油(えごま油)』と間違えない様に注意しておきましょう。

亜麻仁油

乾燥速度★★★

木製品といえば古くから亜麻仁油が良く使われていたそうです。

DIYで利用者が多い「ワトコオイル」にも亜麻仁油が使われています。

以前はスーパーであまり見かける事がなかったですが、最近は荏胡麻油と共に陳列されているお店がほとんどですね。

ですので入手は容易です。

カトラリーにおすすめできない不乾性油

先ほどもお話しましたが、オリーブオイルは不乾性油に分類されるオイルです。

空気に触れても乾燥せずベタつきが残りますので、家具や木工品への使用は汚れの原因になるので使わない方が良いです。

カトラリーに使う場合は、極力薄く塗って直ぐに拭き取れば使えないことはないと思いますが、洗うと取れやすいのでメンテナンスの頻度は増えてしまいそうですね。

ただ、実際に使っていて不乾性油でも問題ないのであれば特に気にする必要はないです!

中には心配な方もいらっしゃると思いますので、そんな方は乾性油を試してみてください。

いずれにしても食用油には変わりがありませんので、アレルギーに注意すれば安全に使用できますよ。

木製スプーンの仕上げにワックスを使うなら?

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オイルではなくワックスを使う場合に、よく使われているのが『蜜蠟ワックス』です。

蜜蝋ワックスは天然素材100%

自然素材で作られている蜜蝋ワックスは無垢のフローリングやテーブル、子供のおもちゃ等あらゆる木工品の保護剤としてよく使われています。

もちろん木のカトラリーに使うこともできます。

蜜蝋ワックスについてもっと詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。

木製スプーンを「えごま油」で仕上げた感想!

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こちらの画像は、先日えごま油で仕上げた木製の手作りフォークです。

オイルを塗ることでオリーブの木の色味が濃くなりました。

えごま油を使った感想は

  • とにかく乾燥が早い!
  • 翌日には乾燥してサラサラ!
  • もちろんベタつかない!
  • そして匂いも気にならない!

といった所でしょうか。

以前、カッティングボードの仕上げにクルミ油を使いましたが、実感として『えごま油』の方が乾燥スピードが早く感じました。

容量の割に少しお値段は高いですが、初めてカトラリー作りをする方にはおすすめです。

木製スプーンのメンテナンスの方法!

木製のカトラリーの仕上げには、オイルやワックスを使うことが多いと思いますが、使っているうちに塗膜が剥がれてくるので、日頃のお手入れやメンテナンスが大切です。

>>【木製スプーンのお手入れ】意外とやってる《NG行為》と合わせて解説!

メンテナンス自体は超簡単!

紙やすりの240番や320番で軽く削ってオイルを塗り直すだけです。

詳しくは後日記事にまとめますので、そちらも参考にしてください。

使用頻度によってメンテナンスのタイミングは異なりますが、最低でも1年に1回くらいはやっておきたいですね。

木製スプーンの仕上げにも安心!おすすめ植物性オイル【まとめ】

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いかがでしたか?

こちらの記事では、木製の食器やカトラリー作りの仕上げに使える安全なオイルについてご紹介してきました。

初めてなら仕上げにどのオイルを使えば良いのか迷うと思いますが、実は身近なオイルで仕上げやメンテナンスをする事ができるんです。

えごま油や亜麻仁油でしたら、スーパーにも置いてありますよ!

では最後にこちらの記事の振り返り!

木製カトラリーのオイルフィニッシュで失敗しないために

この記事のまとめ
  • 木製カトラリーには食用油を使おう!
  • 食用油の中でもしっかり固まる乾性油を選ぼう!
  • 不乾性油は固まらないので木製品には使わないようにしよう!
  • メンテナンスは最低でも年に1回行うようにしよう!

それでは、DIYで木製カトラリー作りを楽しんでくださいね。

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