木製スプーンにオイルを塗ったのに直ぐにカサカサになるのはどうして?
手入れの仕方がまずいのかな?
木製スプーンにオイルを塗ったのに直ぐカサカサになって困っている方はいませんか?
もしかすると、それはお手入れの仕方が悪いのかもしれません。
具体的にはこうです。
- 使った後、直ぐ洗っていない。
- 固いスポンジでゴシゴシ洗っている。
- 水滴を拭き取らずに乾燥させている。
- そもそもオイルがスプーンに浸透していなかった。
など、カサカサになってしまう原因を見つけることが大切です。
そこで、こちらの記事では「木製スプーンのお手入れ方法」についてまとめているので参考にしてみてください。
※こちらはの記事は、「オイルで仕上げた木製スプーンのお手入れ」に関する紹介記事です。
木製スプーンを長く使うにはお手入れが大事!
木製スプーンの塗装は、「ウレタン塗装」「ラッカー塗装」「オイル塗装」が一般的です。
お店で買える木製スプーンのほとんどはラッカー塗装かウレタン塗装なので、基本的にお手入れしなくても長期間使うことができます。
しかし、オイル仕上げの手作りスプーンの場合は、ラッカー塗装やウレタン塗装とは違い、使っているうちにオイルが取れてカサカサになってしまうのです。
それぞれの塗料によって耐久性とメンテナンスの必要度も違いますので、以下の表を参考にしてくださいね。
塗装の目的は「耐水性」や「耐久性」などをアップさせるために使いますが、オイル塗装はウレタン塗装に比べてかなり耐久性が落ちてしまいます。
またオイル塗装は、ウレタン塗装やラッカー塗装のような木の表面に頑丈な塗膜を作って水を弾くわけではないので、メンテナンスフリーという訳にもいかず、日常的なお手入れが必要です。
オイル仕上げの木製スプーンは、日常のお手入れが大事なんだね!
道理で直ぐにカサカサになると思ったよ・・・!
では実際に、オイル仕上げの木製スプーンの手入れの仕方について見ていきましょう!
木製スプーンのお手入れの仕方
木製スプーンのお手入れ自体は簡単です。
押さえておくことは2つだけ!
- 洗い方
- カビの予防
この2つをきっちり押さえておけば長く使えるので、今日からでも実践してみてくださいね。
木製スプーンのこんな扱いはNG
まずは、こちらをチェックしてみましょう!
木製スプーンを扱う時に「やってはいけない5つのこと」を列挙してみました。
これらは木部を痛めて劣化を早めてしまう行為ですので気をつけてください。
僕は3つも当てはまっちゃった〜!!!
使った後は直ぐに洗って水滴を拭き取る!
では、ここからは具体的なお手入れの方法についてお話していきます。
要するに、日頃のお手入れは先ほどのNG例と真逆の事をすればOKという訳です。
木の表面にストレスをかけず、可愛がってあげるイメージでお手入れをすれば大丈夫ですよ!
【ステップ1】大まかな汚れを落とす
先ずは流水で大まかな汚れを落とします。
使ったら直ぐに洗わないとダメなんだ〜!
【ステップ2】柔らかいスポンジで洗う
食器用洗剤をつけてスポンジの柔らかい部分で優しく洗います。
スポンジの硬い方でゴシゴシ洗ったらダメなんだ!
【ステップ3】水滴を拭き取る
濡れままま放置せず、洗い終わったら直ぐに水滴を拭き取ります。
いつも濡れっぱなしで乾かしてた〜!
しっかり乾燥させてから片付ける!
乾燥のさせ方も重要です。
先程お話した「洗い方」さえきっちりとしておけば良いという訳ではないです。
乾いていない状態で風通しの悪い引き出しにしまうと、カビの発生に繋がるので注意しておきましょう!
木製スプーンを乾燥させずに片付けるとカビの原因になるんだ!
しっかり乾燥させてカビの発生を予防することが大事ってことだね!
また、乾燥させる時にやってはいけないのが直射日光に当てること。
キャンプなどアウトドアの際には要注意です。
早く乾燥させたいあまり陽に当てるのはNG行為です。
直射日光に当てる事で急激に乾燥し、木が割れたり変形することがあるので気をつけましょう。
- 直射日光に当てない!
- 必ず日陰で乾燥させる!
- 風通しが良い場所を選ぶ!
湿った状態で棚にしまうとカビの原因になるので気をつけてくださいね。
以上、日頃のお手入れの仕方です。
次回は、メンテナンスの方法を解説するのでそちらも併せてご覧ください!
木製スプーンのお手入れの仕方!NG行為と合わせて解説【まとめ】
こちらの記事では「木製スプーンの日頃のお手入れ方法」について解説してきました。
ウレタン塗装やラッカー塗装であれば、ほぼほぼお手入れする必要はありませんが、手作りの木製スプーンの場合はオイル仕上げが多いですよね。
オイル仕上げの木製スプーンは、木目を生かした木の温もりもあってお洒落ですが、同時にお手入れも必要です。
直ぐにカサカサになって困っているという方はこちらを実践してみてくださいね。
それでは日頃からのお手入れの仕方が分かったところで、明日から!いや今日からぜひ実践してみてください。
大切に使ってあげると木も喜びますよ!